君へ……
君は積み木遊びをしている
小さな手のひらで、小さな世界を構築してる
小さなお城のお姫様はきみ……
君は鮮やかな光に埋もれている
バラの低木も、君にとっては香しい森
小さな心は残酷で、美しいバラの精の洋服を
引きちぎってはバラまいて、引きちぎってはバラまいて……
いや、君こそバラの妖精なんだ
君は穏やかに、天使と眠りについている
昼間はあれほどやんちゃに駆け回ったというのに……
君の寝顔は、正しく躾られた、良家のお嬢様にも勝るよ
明日も君は優しい愛に包まれて
きっと、きっと、幸せでいるんだ……
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