自作自由詩 SeKKa-PoeTry

自作の自由詩かいてます

太陽

暗闇に光が指す

小さな洞窟の中、

柔らかな光が差し込み

色のない世界を染める


太陽が昇る

色のない世界に太陽が昇る

太陽が昇れば

そこは知らない別世界


太陽が照らす別世界には

眩しいくらいの色が広がる

太陽が何かもわからずに

世界の美しさに歓喜し太陽をあがめる


あがめ、たたえ、

また明日も太陽が昇るようにと祈る

世界から色が消えないよう

美しさが消えないようにと祈る


祈りはどこへと届くのだろう

いつまで太陽は昇るのだろう

明日はいつまで来るのだろう

わからないままに今日も太陽が昇る