自作自由詩 SeKKa-PoeTry

自作の自由詩かいてます

不確か

不確かだけど確かな存在を確かめる

小さくどこかに亀裂が入れば

私もあなたもどこか遠く

手の届かないところへ行ってしまう


ほんの一瞬ほんの偶然

惹かれ合っただけだけれど

確かな存在としてここにいる


不確かだけど確かな存在を確かめる

吐息を聴く、手を伸ばす

匂いを体温を感じる

お互いの存在は確かだけれど不確かだ


どうしてそばにいてくれるのだろう?

この優しさは何のため?

その微笑みは誰のため?


不確かだけど確かな存在へ

この脆い関係をどうかできるだけ長く

命のある限り続けてみたいと思いませんか?

強制ではなく、その心のある限り